「ニッポンの国宝100 19号」

イェイイェイ☆ 皆既月食よく見えましたね、今週号は、気合の入る熱い国宝ーー^^ 無著・世親菩薩のダブル表紙♪ やはり見たばかりだと思い入れがちがいます。 本当に国宝100個全部見たくなってきました。

今週号は「運慶展」で記憶に新しい国宝! 興福寺『無著菩薩・世親菩薩』と 風営法を守ると地獄におちるぞ〜と脅したくなるタイムリーな国宝 踊って念じて極楽浄土『一遍聖絵』です。

秋に東博で開催された「運慶展」(入場者数60万人超) みどころ沢山、運慶と慶派の有名どころがズラリと揃った運慶展でしたが、 私はこの国宝100に携わっているおかげで(ありがたき幸せ)小学館が主催する“ナイトミュージアム”という夜の時間帯に運慶の仏像を見る展覧会にいくことができたのです(自慢)

数ある名作の中でも今回の目玉だったのがこの「無著・世親」の菩薩兄弟です。 運慶展では無著さま・世親さまのお姿を360度ぐるりと見て回ることができました。 慈愛に満ちたまなざしは、真理を見据えるからのようで、顔の表情はまるで息づいているかのよう。 像の前にたつと感じる厚みのある迫力と、リアリティのある顔の造形に、まるで無著・世親菩薩に会った疑似体験のような気分。ドキドキ

阿修羅さまにみんなが行列している興福寺。 その奥にこっそり建つ小さな北円堂の中に運慶作のこの無著・世親像はあります。 法相宗の祖・弥勒菩薩に教えを授かり、兄弟で協力しながら弥勒の教えを経典にまとめたのです。 二人が追求し教理の中心に置いたものとは! 「目の前にあるあらゆる物事は、実在するものではなく心が作り出したものにすぎない」 (唯識思想) これは、アインシュタインもびっくりの量子力学的発見というのでしょうか。 人の「意識」が「現実」を確定するというのと最近知ったんですが、なんだか似てますね。 「国宝 世界vs日本」では、ミケランジェロと運慶の対決! 「国宝 解体新書」では慶派仏師が造った仏像をご紹介。

一方『一遍聖絵』 日本全国を遊行しながら、ひたすらお札を配り、踊りながら念仏したという一遍。 旅をしながら踊りを広めるなんて、思わず入信してしまいそう。 踊り念仏は、阿波踊りや盆踊りのルーツにもなっていると言われているそうで 盆踊りは江戸時代に一気に花咲いたのですが、明治維新の頃”世界に恥をさらす風習”として 盆踊り禁止令が次々と発令されていったというのです。

後の日本人の性格形成にこの明治の盆踊り禁止令が大きく影響しているのではないかという説も… グローバル対策の風営法失敗の歴史があったということでしょうかこれは。 ええじゃないか〜と幕末に踊り狂ったことは影響しているのか?! 等々も個人的には気になるところです。

話が脱線しました… 一遍の生涯と民衆の暮らしを活写したこの『一遍聖絵』 クライマックスは、一遍が往生する場面です。 拠点とする寺を持たず、少数の同行者と共に旅をした一遍。 16年の旅の果て、兵庫の観音堂で往生します。(享年51歳) 「国宝 原寸美術館」でじっくりご覧ください。 「国宝 解体新書」では、一遍が巡った名所の今と昔。名所は700年変わらなかった! 「国宝をめぐりるミステリー」では、日本全国を旅した一遍の足跡を追います。

ブログも更新しました! https://www.hamanaka.pro/blog ======================================= アートディレクション&デザイン/濱中茂治 ======================================= 週刊ニッポンの国宝100 公式サイト https://www.shogakukan.co.jp/pr/kokuhou100/

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