「ニッポンの国宝100 32号」

国宝100のデザイン会議にて、新幹線無差別殺人に居合わせた編集者に車内殺人のリアルな様子を伺いギャーギャー言っていたのも束の間。 関西の地震で、過去に特集した国宝も被害に! (それも束の間、W杯も盛り上がって参りました。期間中恒例の寝落ちしたまま夜中TVがついてる現象が…)

待庵:外壁にひび(「楓図・桜図/妙喜庵待庵」17号) 東大寺戒壇堂:多聞天の宝塔が落下(「東大寺」2・20・27号) 西本願寺:土塀の瓦が落下(「西本願寺/鷹見泉石像」47号) 平等院鳳凰:1001体の千手観音立像のうち53体装飾品外れる(「平等院阿弥陀如来/高松塚古墳」23号) 他にもまだまだあるようですがーーー。余震などで被害が拡大しませんように。 前置きがながくなりましたが、32号は聖と俗の国宝対決! 快慶の巨大な阿弥陀如来像「兵庫 浄土寺」と遊里のまったりした名画「彦根屏風」です。

「兵庫 浄土寺」> 兵庫浄土寺をご存知でしょうか、東大寺で有名な重源が分院としてつくった隠れた名国宝。 重源プロデューサーの空間演出、写真で見てもカッコイイ! 赤い柱と梁、天井を張らずスケルトンに骨組みを見せる高く中央がせりあがった空間に 快慶作の5メートルを超す三尊像。 像と建築が一体となって上昇するような躍動感だそうで、外観もなんだか沖縄のおうちのように簡素ですが…

なんだかその簡素な様子も素敵ですね、中に入ってドドーンと3体の菩薩さま。 さらに西陽が建物の背後に2つある池に反射し、まさに西方浄土から来迎したかのように菩薩さまにあたるようで、光と空間、建築の重源演出。 むき出しの梁は、仏さまを神がかって魅せるには効果的ということでしょうか。天井いらず、天井知らず! これは実際に見てみたいですね。

「彦根屏風」> 江戸初期の六畳柳町・遊里(つまり遊郭)。描かれている15人は遊女と客、盲目の三味線弾きなどで、当時の六条河原町は高い教養が不可欠な社交場で遊女はファッッションリーダー的存在だったそう。 その風俗性な取り締まりから(島原に)移転をよぎなくされたようですが、六条河原町の遊里風俗を記憶にとどめておくために制作されたとのこと。

なんともーー。 遊女相手に酒宴、歌舞音曲、茶会、句会、めっちゃ楽しそう!まさに文化サロン。身分の高い人も遊びに来ていたようですよ。 当時禁止令が出た鹿の子絞りの小袖文様や、南蛮貿易で入ってきたキセルや洋犬もみれたんだって。 遊びに行ってみたいですね〜〜!!!

ブログも更新しました! https://www.hamanaka.pro/blog ========================= アートディレクション/濱中茂治 デザイン/持井萌 =========================  週刊ニッポンの国宝100 公式サイト https://www.shogakukan.co.jp/pr/kokuhou100/

NEW!

ARCHIVE

SERCH

MEDIA

  • Facebook Basic Square
  • Twitter Basic Square
  • Google+ Basic Square
RSS Feed

COUNTER

  • Black Facebook Icon
  • Black Twitter Icon
  • Black Instagram Icon