林真理子『小説源氏物語 STORY OF UJI』文庫装丁

1000年以上の間、日本最高峰に君臨する古典「源氏物語」。 源氏の息子たちの次世代物語「宇治十帖」篇の文庫版の装丁をやらせていただきました。 源氏がたり(上下)に続き、林真理子先生の文庫3冊目の装丁になります。

表紙は日本を代表する日本画家、大御所・千住博先生が描く「宿木」! 『源氏物語』は愛の成果を羅列する甘い恋愛物語ではなく、愛のすれ違いや空転、誤解、伝えることの難しさを細かく描いた骨太な人間ドラマです。 (女性なのに男性の気持ちを細かく描写できる紫式部は、すごい) どれほど愛していてもその想いが伝わらない、肝心のところで伝えきれない想いを抱えながら、孤独の中に生きるひとたちの物語。

光源氏の死後を描く「宇治十帖」は、光源氏の息子・薫(源氏の正妻・女三ノ宮と友人・柏木の不倫で生まれた子)が主人公になります。 性格は実直、女性に対してはガードが堅い薫と将来天皇になる可能性のある匂宮の友情と騙し合い、浮舟の君を死に追い込みます。

自分の子供や孫がこの本を手に取るかもしれないと未来に思いを馳せて、タイムカプセルを埋めるような気持ちで、これにて完結。 源氏がたり(上・下) と併せて、ぜひに! 小学館 https://www.shogakukan.co.jp/books/09406589 林真理子オフィシャルブログ

https://hayashimariko.exblog.jp/22345716/

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